早乙女凛子とホラーゲーム

私はその最悪の事態に凍りついた。




せめてあと三十発の銃弾があったなら、私はきっとあと三体のゾンビを倒せたのに……。




今のこの危機的な状況の中で、私は十分なんて待てない。




十分後の私は、ゾンビたちに食い散らかされ、無惨な姿で床の上に倒れているに違いない。




そして私は、ウイルスをもらって、ゾンビとして蘇る。




私の頭の中で、最悪のシナリオが、一瞬のうちに思い浮かんだ。




武器を持たない私は、もうゾンビたちとは戦えないから……。




今の私は、本当に無力な存在だから……。