早乙女凛子とホラーゲーム

私は絶体絶命のこの危機に、膝がカタカタと震えて止まらなかった。




いくら強気の私でも、今のこの状況から、勝算は見えてこない。




しだいに私に近寄ってくるゾンビたちを見ながら、
私は複数のゾンビに自分が食べられる様子を想像していた。




〈 さっきゾンビに食べられているプレイヤーを私は見たわ。

私もあんな風になってしまうの?

泣き叫び、激痛を感じながら、ゾンビに食われるなんて、私はイヤだ…… 〉




私はそう思ったあとに、この群れをなすゾンビと戦うことを決意した。




〈 私は早乙女凛子よ。

私は、凛として強い女なの。

私はこの危機的状況でも、生きることを絶対にあきらめない。

私があきらめてしまったら、私はそこでゲームオーバー。

そんなのって、私じゃない! 〉




私は恐怖心を振り払いたくて、思いっきり叫び声を上げながら、機関銃を乱射していた。