早乙女凛子とホラーゲーム

私が振り返ったその先で、何体ものゾンビが群れをなして、私に迫っていた。




私はその光景を見て、身体中から血の気が引いていくのを感じていた。




〈 どうしてこんなにたくさんのゾンビが……。

もしかして、私が何度も繰り返した威嚇射撃の音が、このゾンビたちを呼び寄せたの?

私は一人で、こんなにもたくさんのゾンビを相手にできない……。

私はいったい、どうすればいいの? 〉




「食わせろ!」




私は、そのおぞましいうめき声に、またドキリとして振り返った。




すると今度は、廊下の反対側からも、ゾンビたちが私の方に押し寄せていた。




私を標的にして、二十体ほどのゾンビが長い廊下の北と南から集まってくる。




ゾンビたちは、まるで押し寄せる津波のように、私に迫り、私に襲いかかろうとしていた。