早乙女凛子とホラーゲーム

〈 私が麻美を助けなくちゃ……。

私は麻美と約束したから。

もしものときは、私が麻美を助けるって 〉




早く麻美のところに行かないと、麻美はさっきゾンビに食われていた人と同じ運命を辿るかもしれなかった。




麻美と私は、ビルの最上階で、笑いながら別れたけど、
麻美が死の危険に直面したとき、麻美はきっと、いつもの臆病な麻美に戻ってしまうだろう。




〈 私が行かなくちゃ! 〉




私は震える足で、全力で走っていた。




〈 麻美、待っててね。

私は約束を守るよ。

私が麻美を守るから 〉




私のすぐ近くで、再び麻美の悲鳴が響いた。




〈 麻美の悲鳴が聞こえてきたのは、目の前にあるあの部屋よ。

早く行かなきゃ!

麻美が私を待ってるから 〉




私は機関銃をしっかりと握り、麻美の叫び声が聞こえてきたドアが開きっぱなしのその部屋をのぞき込んだ。