早乙女凛子とホラーゲーム

〈 何なの、このゾンビたち。

何で腐りかけの死人が、生きてる人間を食べなくちゃいけないの?

こんなのって、おかしいよ。

絶対におかしいよ! 〉




私はおぞましい光景から目をそむけ、その部屋を出た。




そして私は部屋を出ると、強烈な吐き気に襲われ、口元を押さえてうずくまった。




私の頭の中に、こびりついて離れないグロテスクな光景が蘇ると、
私は耐えきれなくて、ビルの廊下で嘔吐した。




〈 一歩間違えば、ゾンビに食われているのは、あの人じゃなくて、私なんだ……。

あんなのを見せられたら、私は怖くて歩けないよ。

勇気を振り絞って、頑張らなくちゃならないのに…… 〉




私の体が、恐怖でカタカタと震え出した。




私は、もうさっきのことは忘れようと、自分に言い聞かせたけど、
それでも私の体は言うことを聞いてはくれずに、カタカタと震え続けた。