〈 私も行かなくちゃ。

私も早くこの『ゾンビ街』の世界から抜け出して、癒し系グッズがそろっている自分の部屋に戻るの。

この『ゾンビ街』の世界には、うさぴょんも畑中先輩もいないから。

私も勇気を出して、ビルの中を探さなきゃ。

私になら見つけられるわ。

ドリーム社のロゴ入りの機械を! 〉




私は自分を奮い立たせて、薄暗い不気味な廊下を歩き始めた。




そして、ドアが閉まった部屋の前に立ち、私はそっとその部屋のドアを開けた。