早乙女凛子とホラーゲーム

私は海斗の言葉にうなずき、この悪夢から抜け出すことを考えた。




〈 この『ゾンビ街』は、ミッションをクリアし続けたら、クリアできるゲームなはずよ。

だから私たちは、ドリーム社のロゴ入りの機械を見つけなくちゃ 〉




「それじゃ、オレはもう行くからな」




蒼太がそう言って、ビルの薄暗い不気味な廊下を歩いていった。




「オレも行くぜ。

モタモタしてられねぇからな」




海斗も蒼太の後を追って、私たちのところから去っていった。




男子二人がいなくなり、私と麻美だけが、エレベーターの前に取り残されると、麻美はまた不安そうに下を向いた。