早乙女凛子とホラーゲーム

「もうすぐ最上階に着くぜ」




「このビルの中に、ドリーム社のロゴ入りの機械があるといいな」




「きっとあるよ。

私たちはこのビルで、ドリーム社のロゴ入りの機械を見つけて、ミッションをクリアするの。

私たちならできるわ!

絶対に!」




私は自分に言い聞かせるために、強気な言葉を口にしていた。




私だって、ゾンビは怖い。




でも、怖がっているばかりでは、私たちはいつまでもミッションをクリアできない。




エレベーターが最上階に着き、エレベーターの扉がゆっくりと開いていった。




私はエレベーターの扉のすき間から、このビルの35階の様子を伺っていた。




〈 用心しなきゃ。

最初が肝心なの。

また扉が開いた瞬間に、ゾンビが襲ってくるかもしれないから 〉




私はそう思うと、心臓がドキドキと音を立て、息苦しくなっていた。




そして完全にエレベーターの扉が開き、私たちの視界が開けた。