早乙女凛子とホラーゲーム

「あそこのビルか。

凛子、あそこのビルを選んだ理由ってあるの?」




蒼太がそう言って、私に目を向けた。




「理由ならあるよ」




私は少しだけ微笑んで、蒼太と目を合わせた。




「私の勘よ!

私の勘って、本当に鋭いの。

きっとあそこよ。

ドリーム社のロゴ入りの機械がある場所は!」




「何だよ、ただの勘かよ!」




海斗が呆れた顔で私を見ていた。




でも私は、そんな海斗に真面目に話を続けた。