早乙女凛子とホラーゲーム

「それじゃ、次のビルに行ってみようか」




海斗がそう言って、みんなの顔を見まわした。




「そうだね。

でも、オレたちはどのビルに行けばいいんだろう?」




「それが重要な問題よね。

もう時間がないから……」




「みんな、あのビルにしようよ!」




私はそう言って、さっき入ったビルの西側にあるビルを指差した。




そのビルは、まわりにあるビルよりも少しだけ高かった。