早乙女凛子とホラーゲーム

「ハッピードリームのソフトって、オレたち高校生には高過ぎるんだよ。

一本、五万円とか、親にねだりずらいよな」




「うん、言えてる。

バイトしてる人ならいいけどね」




「私、バイトしたら、お母さんに叱られるし……。

ちゃんと塾に行って、勉強しなさいって……」




「やっぱり、悩むとこはそこよね。

素敵な夢を見る前に、嫌な現実見つめちゃうよね」




私がため息まじりでそう言ったとき、海斗があることを思い出して、みんなに話し始めた。




「そう言えばさ。

オレたちでも簡単に五万円稼げるバイトがあったぜ。

みんなさぁ、それをやってみないか?」




海斗がそう言うと、みんなが海斗の話に興味を示した。