早乙女凛子とホラーゲーム

「ミッション1クリア人数は、まだ0人か。

チクショー!

もうゲームが始まって、一時間以上過ぎてるのによ」




「みんな苦戦してるんだ……。

ゾンビに食べられてしまった人も
ウイルスをもらってしまった人もいる。

オレたちは、まだ全員無事だけど、オレたちが犠牲になってもおかしくないから……」




「どうしたらいいの?

私、自信がないよ。

私、怖いの苦手だし。

ゾンビを見ただけで、膝が震えるし……」




「みんな、何弱気なこと言ってるの?」




私は不安を抱え、暗い雰囲気になっている仲間たちに言った。




「私たちがミッションをクリアできないと思ったら、その時点で、私たちはゲームオーバーよ。

タイムリミットが来るまで、自分たちができることをやりきろうよ。

私はこんな場所で、ゾンビになんてならない。

私たちがいるべき場所は、ここじゃなくて、リアルな世界なの。

私たちは、絶対にこの悪夢から抜け出すの!」