早乙女凛子とホラーゲーム

「や、やめろ!」




蒼太が叫び声を上げながら、必死になって女のゾンビを押し退ける。




もし、何かの拍子にこのゾンビに噛まれたり、引っ掻かれたりしたら、蒼太はウイルスをもらい、ゾンビになってしまう。




私は蒼太を助けたい一心で、手にした機関銃を逆手に持ち、女のゾンビの顔を思いっきりひっぱたいた。




すると、その女のゾンビは腐った肉を飛び散らせながら、勢いよく床に倒れた。




私の体は無意識のうちに動き、今度はそのゾンビに銃口を向けていた。




〈 消えて、いなくなれ! 〉




私は心の中でそう叫び、女のゾンビの顔目掛けて、機関銃を乱射した。