早乙女凛子とホラーゲーム

「オレが最初にここに書き込むぜ。

何でも最初が肝心なんだ。

誰かが書き込みをすれば、他のヤツらもここに何かを書き込むはずだぜ。

オレたち、『ゾンビ街』のプレイヤーはみんな仲間だ」




海斗はそう言って、早速、チャット機能を使って書き込みをした。




【海斗:『ゾンビ街』のプレイヤーはみんな仲間だ。

ドリーム社のロゴ入りの機械を見つけた人は、このチャット機能で、みんなに知らせてくれ。

助け合えば、生き残りの確率は高くなる。

自分だけが助かろうと思っちゃダメだ。

オレたちは仲間だから】




「これで大丈夫だ。

誰かがドリーム社のロゴ入りの機械を見つけたら、その場所をきっと教えてくれるはずだ」




「さすがは海斗だよ。

これでオレたちの生き残りの確率は上がったね」




「私たち、生き残れるかも……」




「でも、他の人ばかりをあてにしちゃダメよ。

自分たちの力で、ドリーム社のロゴ入りの機械を見つけるのがベストだから」




私がそう言ったとき、海斗は少しだけ笑って、私に言った。