その日の昼休み、私たちはいつものように四人で集まって話をしていた。


私たち四人は中学生のときからの友だちで仲が良い。


何でも気軽に話し合えるし、気心も知れてる。




私の大切な友だちは、イケメンだけど文芸部で草食系な成瀬蒼太。


同じく文芸部で、癒し系の優等生、小野寺麻美。


そして、蒼太とは対称的な一年生でサッカー部のレギュラーのエネルギッシュなイケメン、井原海斗。




私はこの仲間たちと一緒にいるときが一番楽しい。


毎日、みんなの顔を見ていたいと私は思う。


わがままで、自己中心的な私だけど、大切な友だちが困っているときは助けてあげたい。




私はそんな大切な友だちに笑顔を向けて、話しかけた。