「こんなに大きなビルの中で、まだ見たこともない機械を探すのって、大変ね」




「オレたちがわかってることっていったら、
その機械にドリーム社のロゴが入っていることと、
1から30までの数字が書かれたスイッチがあることくらいだからね」




「弱気になるなよ。

それだけの情報があれば、オレたちには十分だぜ」




「弱気は禁物よ。

ゾンビたちはきっと、群がるようにしてプレイヤーを襲ってくる。

だから、一体でも多く倒さなくちゃ。

そうないと、不利になるわ」




「殺るか、殺られるかだな!

ドリーム社の連中め、楽しそうなゲームを作るじゃねぇか!」




「だけど、このゲームは遊びじゃないよね。

このゲームには、私たちの未来がかかっているから」




「みんな、力を合わせて、このミッションをクリアしよう。

オレたちは、いつだって助け合おう」




私たちは、このビルのエレベーターを見つけ、そのエレベーターの前で立ち止まった。