早乙女凛子とホラーゲーム

「それじゃ、みんな、バスの外に出て、ドリーム社のロゴが入った機械を探そうぜ。

二時間以内にそいつを見つけなくちゃ、オレたちはゲームオーバーだ。

凛子と蒼太はケンカするなよ。

オレたちは仲間だから」




「蒼太が男らしかったら、私は怒らないよ」




「凛子の口が悪すぎるんだろ!

凛子は普通じゃないんだよ。

自分で気づけよ」




「まぁまぁ、二人ともケンカしないで。

仲良くいきましょう。

私たちの敵は、あくまでもあのゾンビたちよ」




麻美がそう言って、私と蒼太は口ゲンカを止めた。




この悪夢から逃れない限り私たちに未来はない。




私はこれからもずっと、大切な仲間たちと一緒にいたい。




私をちゃんと理解してくれて、私を受け入れてくれる仲間たち。

蒼太、海斗、麻美。




私はみんなと未来を作りたい。




私たちがいるべきところは、この『ゾンビ街』ではないから。