早乙女凛子とホラーゲーム

「凛子も蒼太にばっかり怒るなよ。

凛子は蒼太のことになるとムキになるからよ。

もしかして凛子って、蒼太のことが好きなのかよ?」




「ふざけないでよ!」




私は海斗の何気ない言葉に、ドキドキしながら過剰に反応していた。




「私はね、優しいだけの男を男として見ていないの!

だから蒼太は、私の友達。

それ以上にはならないの!」




「凛子、そんなにムキになって怒るなよ。

かわいい顔が台無しだぜ。

少し黙ってたら、いい女なのによ」




「海斗って、デリカシーの欠片もない。

いいのよ、どうせ。

私はかわいらしくない女ですから!」




私がムキになって海斗にそう言うと、私のとなりで麻美がクスクスと笑っていた。