早乙女凛子とホラーゲーム

「凛子さぁ、蒼太のことになると、やたらとムキになるよね。

もしかして、凛子は蒼太が好きなの?」




私は麻美に図星をつかれて、ドギマギしていた。




私はみんなに自分の気持ちを隠すために、オーバーリアクションで、麻美に言った。




「冗談止めてよ!

私、蒼太のことなんて、好きじゃないよ。

蒼太は頼りなくて、気になるから、ついついムキになるだけだよ」




苦しい言い訳だって、自分でも思った。




だけど私は、蒼太に好きだんて言えない。




そんなことを言うのって、ビルの屋上からバンジージャンプをするよりも、勇気がいることだから……。