早乙女凛子とホラーゲーム

張りつめていた緊張感が一気に抜けたとき、私は無気力になって、泣き崩れた。




寒気がひどい。

吐き気も治まらない。




きっと私が早乙女凛子でいられるのは、あと少しだ。




今まで、ずっと強がりばかり言っていた私だけど、もう弱い自分を認めても、誰も私を責めないよね。




私はもう戦わない……。




私はドリーム社に負けたんだ……。




寒い……、寒いよ……。

体の震えが止まらない……。




「汚いぞ、高藤!

そんな後づけみたいなルールを最後に出しやがって!」




「私たちが最低だから、『ゾンビ街』はおもしろいんです。

最高の映像の提供を感謝します」