早乙女凛子とホラーゲーム

私は赤い木刀を握りしめ『ゾンビ街』のサーバーを探しながら思った。




〈 『ゾンビ街』のサーバーって、どんなだろう?

サーバーを破壊したら、どんな風に『ゾンビ街』はなくなるんだろう? 〉




そんなふとした疑問を考えていると、私は急に寒気に襲われて、身震いした。




私は体の急変を感じると、ドキリとして焦り始めた。




〈 おかしい……。

この寒気って、普通じゃないよ。

間違いないわ…… 〉




私はそう思って、左脛の傷口に目を落とした。




〈 ゾンビウイルスが発症しようとしてる。

早く『ゾンビ街』のサーバーを破壊しなくちゃ……。

私が早乙女凛子でいれるうちに…… 〉