それはきっと、君に恋をする奇跡。



……あ。



『ちょっとね、イヤなことがあって……』



クレープを食べた日、あたしがそんなこと言ったから。


体育館の裏で、落ち込んでたから。


だからまた誘ってくれたの?



『いつでも誘ってくれ。明日でもいいよ』
 
『陽菜が笑うならいつでも付き合うからな!』



そんな風に言われたけど、もうあたしからは誘うつもりはなかった。


水瀬くんにはそれがわかって、誘ってくれたの?



違うかもしれないけど。

それでも。



ありがとう、水瀬くん……。