それはきっと、君に恋をする奇跡。



どうして。


どうして、ハルくん……。


入学した後に手紙を送ってくるくらいなら、もっと先に言ってくれれば良かったじゃん……。



考えるのは同じことばっかり。


キライになれれば楽なのに。


どうしても気持ちの整理がつけられないよ……。





「……陽菜?」



ビクッ。


名前を呼ばれて肩が上がった。



……誰?



そしてもう一度。



「陽菜……?」



……え、水瀬くん……?



この声は間違いない。



てもなんでっ!?


なんでここに水瀬くんが!?