それはきっと、君に恋をする奇跡。



そしてお昼休み。


早速、久保先輩が訪ねてきた。



「はじめまして。2年1組の久保颯太(クボソウタ)です」


「は、ハジメマシテッ……新田陽菜ですっ」



改まって挨拶してくる久保先輩に、あたしは緊張しすぎて宇宙人みたいな片言な挨拶をかえしてしまう。


先輩ってだけで緊張するのに、久保先輩は想像以上にイケメンでびっくりした。


雰囲気もすごく落ち着いていて、1学年違うだけでこうも大人かと思う程。

水瀬くんが学年1モテるなら、久保先輩も学年1モテるんじゃないかな。



「ふはは、そんなに固くならないで」


「は、はいっ……」



笑われちゃった。


真由ちゃんの彼氏の前で失敗出来ないのに。


ごめんって思いながら横にいる真由ちゃんに目を向けると、久保先輩を前に真っ赤な顔してモジモジしている。