それはきっと、君に恋をする奇跡。



「あの、また出たんだけど……」


「うわーすげえ!!陽菜って持ってるな!」



……そんなわけなくない……?


1000個にひとつのレアなものが、そもそも同じ箱に二つ入ってないでしょ。



「……あ、レアな星型いまだけ増量中って書いてある」



よく見ると、パッケージの宣伝にはつづきがあった。


箱の中を覗くと、見えただけでもいくつか星形のものがある。



「あれっ、そうなの?」



水瀬くんはとぼけた様に言うけど。


絶対に知ってたでしょ、その顔!



「なんだあ……ラッキーだと思ったのに……」



騙されちゃった。


悔しいなあと思いながらも、お菓子に罪はないし口の中で美味しいチョコレートを溶かしていると。