【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


朝教室に入ると、カバンを置いて真っ先にレミの席に向かった。


レミの席は窓際の一番後ろ。外がよく見える。



「おはよう!レミ」



「あ、おはよう」



「どうしたの?窓の外なんか見て」



レミはなぜかずっと窓の外の様子を見てる。


何かと思って自分も隣に立って覗いてみたら、グラウンドにポツポツと体操服姿の生徒達が集まってきているところだった。



「なんかね、今から執事科が体育やるみたいだから」



「へぇーっ。いいなぁ、体育。私もやりたい。

いっそのこと、時間割全部体育でもいいのに」



「…ぶっ、それは梨々香だけでしょ。

頭の運動もしなさいよ」



「ちょっ、かーくんみたいなこと言わないでよ〜」



レミの前ではかーくんのことをかーくんって言っちゃう。


彼女は私とかーくんが幼なじみで仲良しなのも知ってるし、なんでも話せる仲だから。



「って、噂をすれば来たわよ、神楽くん。

体操服姿もカッコいいわぁ〜」



「あ、ほんとだ」