【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


りぃの世話は誰がすんだよ。


そう思ってたずねたら、紫苑はニッコリと笑った。



「大丈夫。それは僕にまかせてよ。

神楽の代わりは僕がしっかりつとめます」



「はっ…」



「それともなに、僕じゃ不安?」



やけに嬉しそうに告げるその顔が、なんかムカつく。


だけど、正直この体で無理して動き回れるとも思えなかった。



クソ、一番嫌な展開じゃねぇかよ…。



「お前、目離すなよ。

ちゃんと見てなきゃダメだからな。りぃは」



「あーあーわかってるって。

ホント神楽は心配性だな。

僕だって一応柔道黒帯だし、いざとなればちゃんと守れるから」



「ホントかよ」



「ホントだって。それに昔からお前が体調崩した時は僕がかわりにやってるじゃん。

いつものことでしょ。

何がそんなに心配なの?」



「…っ」