【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


武道の授業を終えて道場から外に出ると、特別科の生徒たちが何人も体操服を着て歩いていた。


今からグラウンドで体育の授業らしい。



こういう時、俺はいつも無意識にりぃの姿を探してしまう。


必ずしもいるとは限らないのに。



だけど、そこにいたのは偶然にもりぃのクラスの生徒たちだったらしく、目立つ彼女はすぐに見つかった。


体育だけは大好きなりぃだから、すげぇ張り切った表情をしてる。


俺は道着を肩に背負いながら、その姿を遠目に見ていた。



すると、隣にいるカイもそれに気づいたらしく、



「あ、レミお嬢だ。やべぇ…」