そのまま勢いよく飛び降りる。 小さい頃こうやって、よく木から飛び降りてたなぁ、なんて思いながら。 だけどなんだろう。一瞬黒い人影のようなものが見えたような気がして。 気のせい…? でもそれは、やっぱり気のせいなんかじゃなかった。 ーードサッ!! 「…きゃっ!?」 着地しようと思った瞬間、とっさに誰かに抱きとめられる。 ウソッ…!なんという反射神経…。 でも、そんなことするのは普通に考えて、一人しかいなかった。 「ちょっ!!かーくん!?」