【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


ふと思う。


私ってなんか、鳥かごに閉じ込められた鳥みたい。


大事に大事に育てられてるはずなのに、全然自由がない。



たまには逃げ出したっていいんじゃないのかな。


コンビニくらい行ったって。



そうよ。たまには自由が欲しい。



時計にチラッと目をやる。


マチコ先生はまだ戻ってこない。



意外とあの先生はお喋りだから、コーヒーを淹れに行ったついでに誰かと話が弾んじゃったのかも。


そういうの、よくあるんだ。



もしかして、これってチャンス…?



ついついまた悪いことを企んでしまう私。


そして、イスから立ち上がると、バンッと部屋の大きな窓を開けた。


二階から下を見下ろすと、庭には誰もいないように見える。



よーし!ラッキー!



思いきってサッシ部分に足を乗り上げた。



「せーのっ!」



ーーダンッ、