マチコ先生のメガネがキラッと光る。
正直ブラックコーヒーは苦手だけど、このままぶっ続けで数学をやる気力はなかったので、仕方なくお願いすることにした。
「いります…」
「大人しく待っているのですよ」
マチコ先生はそう告げると部屋から出て行く。
私はドアが閉まるのを見た瞬間、はぁ、とため息をついた。
「お腹すいた…」
今日は勉強の前にピアノのレッスンがあったせいで、いつも楽しみにしてるママとのティータイムがなかった。
おかげでもうお腹がペコペコ。
こんな状態で勉強なんて、あまりにも酷だわ。
あぁ、やっぱりさっきかーくんとコンビニのチーズまん食べておけばよかったなぁ。
でも、かーくん真面目だからどっちにしろ聞いてくれなかったかな。
コンビニに自由に行ける人はいいなぁ…。



