「ねぇ、かーくんはいつから私のこと好きでいてくれたの?」
ふと気になってそんな質問をしてみた。
「えっ」
するとかーくんはちょっと困ったように数秒考え込んだあと、
「……秘密」
「えーっ、なんでーっ?
教えてよ~」
「言わねぇよ」
なぜだか教えてくれない。
「ケチーッ」
だから私はちょっと拗ねたようにムッとした顔でかーくんを見上げた。
だけど、その顔はちょっと照れているようにも見える。
かーくんはこう見えて、けっこうシャイなところがあるからなぁ…。
そういうところも大好きだけどね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…