――数日後。



「はぁーっ、なんかお腹いっぱいになったら眠くなっちゃった~」



「お前食いすぎなんだよ。また太んぞ」



「むうっ、いいの~っ。もう」



夕食後、私の部屋にかーくんが来てくれて。


いつもみたいに二人でベッドに座って他愛ない話をしてた。



あの日以来かーくんはパパに許しをもらって、無事元どおり私の専属執事兼ボディガードとして復帰することになって。


こうしてまた毎日一緒に過ごせるのがとても嬉しい。



かーくんがいつも隣にいてくれる。


そう思ったらそれだけで、私は幸せな気持ちになれる。



それに、今はもうかーくんは、ただの執事じゃない。


私の彼氏でもあるんだ。