【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


「では、次はこの問題を」



「ち、ちょっと待って。一回休憩…」



「休憩はまだ早いですわよ。

さぁ、今説明したでしょ?解いてみてください」



「えーっ…」



ピアノのレッスンが無事終わったかと思えば、一息つく間もなく次は勉強の時間。


家庭教師のマチコ先生は今日も厳しくて、私は早くも逃げ出したい気分だった。



正直勉強はあまり好きじゃない。


体育の時間だけは張り切っちゃう私だけど、授業中はよく居眠りをしてる。


そんなだから授業の内容を覚えてないことも多々あって、心配したパパが高等部から厳し目の先生をつけてくれた。


それがこのマチコ先生。



悪い人じゃないけど、正直ちょっと苦手だ。


こんなことならかーくんに勉強を教えてもらう方がまだよかったかななんて思ってしまう。


今さらだけど…。