【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


「はーい!じゃあまずはじめはAチームとCチームで試合して」



軽い準備運動やトス練習を終えた後は、先生の合図とともに、コートに入る。


レミと私は一緒のAチームだった。



――ピーッ!



笛の合図とともに試合が始まる。


だけど、そのままボールを目で追っていたら、だんだんと焦点が合わなくなってきて、頭がどんどん痛くなってきた。



やばい。泣きながら寝たせいかな?



自分の体が自分のものとは思えないくらいに、全然思うように動かない。


飛んできたボールを何度も受け損ねて、みんなに驚きの目で見られた。



「なんか、梨々香ちゃん今日調子悪い?」



「いつも大活躍なのにね」



ひそひそと話す声が聞こえる。


自分でも信じられなかった。


ほんとに私、どうしちゃったんだろう…。