【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


私が遠い目をしながらボーっとしていると、紫苑がまた問いかけてくる。



「なんだか今日は一段と元気がないですね。なにかあったんですか?」



そう言われて、やっぱり昨日のことを黙ってはいられなくて、思わずこぼしてしまった。



「……うん。かーくんに、言われちゃった。

『もう俺に構うな』って」



「えっ」



「今まで普通に話してたのに。

話しかけるくらいならいいって思ってたのに…。

もう、それもダメなのかなぁ?」



まるで拒絶されたみたいで、辛くてたまらない。



また何かパパに言われたのかな?


それとも自分から私と関わるのやめようって思ったの?


わからないけど…。



「……そうですか」