【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


…えっ?



「お前が俺を必要とする限り、俺はお前のそばにいるから」



…どきん。



なに…それ…。



その言葉に思わずちょっとだけ泣きそうになる。



「かーくん…」



やっぱり、こんなに頼もしい人は、どこを探しても他にいないって思った。



同時にすごく安心する。


かーくんがずっと私のそばにいてくれるんだと思ったら、それだけですべてが大丈夫な気がする。


この人を失うことが、一番怖いって思う。



かーくんは私から離れていったりなんてしないよね?


ずっと、私たちは一緒だよね?



一緒がいいよ…。



「…ひ、必要に決まってるじゃん…っ。

ちゃんと私がおばあちゃんになっても面倒見てよね。約束だよ?」



かーくんの手を握り返す。


そしたら彼もまた、ぎゅっと握り返してくれた。



「当たり前だろ。それが俺の使命なんだよ」



…だって。なんか、かっこいい。


やっぱりかーくんは子供の頃から変わらない。

私のヒーローだ。



やっぱり私はかーくんがいないとダメなんだ。



「…ごめんね。かーくん」



「え?」