【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


そう言われて、ナルホド…と少し納得すると同時に安心する。



「じゃあ、好きじゃないの…?」



「好きじゃねぇよ」



「なんだ…」



よかった……。



でもじゃあ、あの『好きな人がいるからって言ってた』ったっていうのはなんだったのかな?

ただの噂なのかな?



すると、今度はかーくんから私に問いかけてきた。



「つーか、俺が小雪のこと好きだったら、りぃは嫌なの?」



「えっ…!」



思いがけないことを聞かれて心臓が飛び跳ねる。



「うっ…えーと…、嫌っていうか、その…」



「だから怒ってたのかよ?」



「…っ、」



やばい、どうしよう…。バレてる。



私が言葉に詰まって下を向くと、かーくんは頭にポンと手を乗せてくる。


それからクスッと笑った。



「…なに。もしかして、妬いてた?」