【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


じゃあ、あれはただの噂だったのかな?


私はかーくんがあんなふうに女の子と親しくしてるところはじめて見たんだけど…。



内心ホッとしながらも、半分ホントかな?なんて思って聞いてみる。


そしたらかーくんは少し困ったような顔で話してくれた。



「いや、仲良いっていうか…あいつはカイの従姉妹だから、なんとなく俺も一緒にいたりするだけで、そこまで仲良くねぇし」



「えっ、カイの従姉妹!?」



そうだったの?小雪ちゃんが…?



「うん」



「ウソ……知らなかった。

でも、カイはレミん家の専属の家系のはずだけど…私、レミから小雪ちゃんの名前聞いたことないよ?」



なんでだろう。従姉妹なのに。


うちの紫苑みたいに、彼女はレミの家に仕えてるんじゃ…。



「あぁそれは、小雪はあいつ、白鳥家には仕えてないから。

カイの母方の従姉妹だし」



「…え、そうなんだ?」



「カイが小雪とすげぇ仲いいんだよ。兄妹みたいに。

俺はべつに、そこまで仲良くない」