すると、その時奥のテーブルからまた別の女子達が騒ぐ声がして。
タイムリーなその名前に反応して振り返ったら、そこには想像以上にハイレベルな美少女が、エプロン姿で立っていた。
「えへへ、そんなことないよ〜っ」
あれが……噂の小雪ちゃん?
やばい。めちゃくちゃ可愛い。
なんだろう。顔が整ってるとか、スタイルがいいとか、それだけじゃなくて。
いわゆる女の子らしさのかたまり、みたいな?
顔小さいし、色も白いし、華奢だし、見るからに守ってあげたくなるようなタイプ。
「お店で売ってるやつみたい!おいしそ〜!」
「どうしたらこんなにうまくできるのー?」
「え〜っ、レシピ通りに作っただけだよー」
「小雪、料理の腕プロ並みだもんね。見習いたーい」
おまけに料理上手だなんて、男子からしたら最高だ。
「ねぇそれ、神楽くんにあげないのー?」
…ドキッ。



