……どうしよう。話についていけない。
というより、衝撃に続く衝撃で、開いた口が塞がらない。
実は、かーくんには好きな子がいて。
それはなんと、私…なわけがなくて、同じ執事科の小雪ちゃんっていう子だって噂で。
一瞬でもうぬぼれた自分がバカみたい。
ねぇなに…なんなの。私、全然知らないよ。小雪ちゃんなんて。
というか、かーくん好きな子がいるなんて、一度も教えてくれなかったし。
なんか、なんか、嫌だ…。
悔しい…。
かーくんのこと、なんでも知ってるつもりだったのに、急に置いてきぼりな気分だよ。
「わーっ!小雪ちゃんのパイすごーい!上手〜!」



