【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


……どうしよう。話についていけない。


というより、衝撃に続く衝撃で、開いた口が塞がらない。



実は、かーくんには好きな子がいて。


それはなんと、私…なわけがなくて、同じ執事科の小雪ちゃんっていう子だって噂で。


一瞬でもうぬぼれた自分がバカみたい。


ねぇなに…なんなの。私、全然知らないよ。小雪ちゃんなんて。


というか、かーくん好きな子がいるなんて、一度も教えてくれなかったし。


なんか、なんか、嫌だ…。

悔しい…。


かーくんのこと、なんでも知ってるつもりだったのに、急に置いてきぼりな気分だよ。



「わーっ!小雪ちゃんのパイすごーい!上手〜!」