【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜


…なるほど。執事科のメイドも今調理実習中なのか。


ここ、特別科の家庭科室は特別科の校舎の一階の端にあるから、すぐ隣にある執事科の校舎の一番端の家庭科室からだいぶ近い。


いつもかなり美味しそうな匂いを漂わせてるから、お腹がすいてきちゃう。


メイドの子たちは料理の腕も鍛えられるみたいだから、大変そうだなぁ。



そういえば、かーくんはいつも武道の授業が終わると、女子たちからたくさん差し入れのお菓子をもらうって、前聞いたな。


今日もまたこのあと、何人もの女子たちに囲まれるのかなぁ…。



なんて、気がついたらまたかーくんのことを考えている自分がいてビックリした。


やだやだ。私ったら集中しないとまた失敗する…。



気が付けば、みんなは喋りながらもすでに生地を作り終えて冷蔵庫にしまっている。


私はそれを見て、慌てて自分も生地を仕上げて冷蔵庫にしまった。