校門に向かって歩いていると、今日も執事科の女の子たちがたくさん寄ってくる。
「神楽くーん!ばいばーい!」
「あ、神楽くんだ!きゃーっ!カッコイイ〜!」
「神楽くん!また明日ね〜!」
さすが、執事科で一番モテているとだけあって、かーくんはすごい人気。
しかも、メイドの女の子たちはどれも可愛い子ばかりで。
思わず肘で小突きながら冷やかしてみる。
「へぇ〜っ。相変わらずモテモテだねー。
可愛い子ばっかりじゃん」
「…っ、そんなことねーよ。別に可愛くねぇし」
「えーなんで〜っ?可愛いじゃんみんな!かーくんってさぁ、もしかして見る目ないの?
まさか、女の子に興味ないとか…!」
なんて、うっかり変なことを聞いてしまう私。
そしたらかーくんは一瞬こちらを見てから、またフィッと目をそらすと、
「……なわけねぇだろ」
なんて答えた。
「えっ!?」
…あれ?ってことは……
「じゃあ、興味あるんだ…?」



