ふふっと笑いながら彼を見上げたら、その瞬間、彼の頬が少しだけポッと赤くなったのが分かった。
「べ、べつに……お前を助けるのは当たり前のことだろ」
「でも、うれしかったよ。ありがとう。
かーくんがいてくれて本当によかった」
今さらだけど、感謝の気持ちを伝えたくて。
しっかりと目を見てお礼を言ったら、かーくんはますます照れたように顔を赤くした。
「……っ」
昔から、こういうところはちょっと可愛いなって思う。
かーくんは褒められるとすぐに照れちゃうから。
「まぁ、無事でなによりだろ…」
恥ずかしそうにソッポを向く彼を見て、思わず笑みがこぼれる。
素直に喜べないところもまた、かーくんらしいなぁ。
「火傷、痛いでしょ?」
「そこまで痛くねぇよ」
「私のせいで、いつも怪我させちゃってごめんね」



