拷問ゲーム

「中川、針を持ってこい!」




藤城はそう言うと、オレの顔を見て、ニヤリと笑った。




オレはそんな藤城の不気味な笑い顔を見ると不安になり、
藤城に向かって、叫んでいた。




「おい、藤城、今度は何をするつもりだよ!」




オレがそう叫ぶと、藤城はオレの髪をわしづかみにして、
オレの頭を振り回した。




「おい、高木。

お前は、バカか?

今のお前は、奴隷と同じ存在なんだよ。

そんな底辺の存在のお前が、オレと対等の口をきくんじゃねぇよ!

身分をわきまえないと、ぶち殺すぞ!」




藤城はそう言ったあとに、オレの顔に唾を吐いた。




藤城が吐いた生温かい唾は、オレの眉間から鼻の脇をゆっくりと垂れ落ちていった。