拷問ゲーム

「よし、また間抜けなゲーム参加者の爪を剥いでやったぜ」




藤城がそう言って、うれしそうに部下たちに目を向けた。




オレは、そんな藤城のゲスな行動に、憎しみがわいてきて仕方なかった。




できることなら、オレは藤城を殺してやりたい。




オレが受けた屈辱を、百倍にして返してやりたい。




人はプライドを踏みにじられたとき、一番、不幸を感じるのかもしれない。




それなのに、オレのプライドを踏みにじった藤城は、優越感に浸って、ヘラヘラと笑っていやがる。




オレと藤城の立場の違いは、いったい何だ?




金がなければ、人は人間性までも否定されるのか?




美優、待ってろよ。




オレはお前のプライドだけは、守ってやるんだ。




オレは美優に卑屈な生き方は、させないんだ。