拷問ゲーム

「よし、取れたぜ。

これがよ、間抜けなゲーム参加者、高木の生爪だ!」




藤城がうれしそうにそう言うと、部屋の中は拷問者たちのゲスな笑いで包まれた。




オレはそんなゲスな笑いに包まれている部屋の中で、
屈辱にまみれ、激痛を感じながら、
血が流れ出ている左手の親指を見ていた。




爪が剥がされ、柔らかい肉がむき出しになったオレの左手の親指は痛々しくて、
オレはついに、拷問が始まったことを実感していた。