拷問ゲーム

「負けを認めろ!

止めるんだ!

それ以上は、止めるんだ!」




オレの心臓はドキドキと大きな音を立て、早鐘を打っていた。




普通のヤツなら、負けを認めるはずなのに、大和田はみっともなく泣きながら、負けを認めようとはしない。




オレにはその理由がわからなかった。




遥香って女は、大和田にとって、どんな存在なんだろう?




自分の体を犠牲にしてまで、どうして大和田は遥香を守るのだろう?




「高木、モニターに向かって叫んでも、大和田には聞こえないんだぜ」




オレの背後から、志村がオレをバカにする声が聞こえてきた。




でもオレは、そんな志村の声も無視して、食い入るようにモニターを見つめていた。