拷問ゲーム

「圭介、もういいよ。

もう止めようよ。

私、自分のせいで圭介が苦しんでいるのを見たくないよ」




泣きながらそう言った美憂の声が聞こえてきた。




オレが負けを認めたら、美憂は地獄に落とされるのに。




オレが負けを認める理由を考え始めると、次から次へと気のきいたセリフが頭の中に浮かんでくる。




だけどオレは、自分を正当化するためのすべての理由を捨てた。




オレは美憂のために、狂いたい。




オレは全ての理屈を越えて、バカになりたい。




オレはオレの後頭部を踏みつけている藤城の足を払い除けて、顔を上げると、藤城に向かって叫んでいた。