オレが親父を襲い始めてから、いったいどれくらいの時間が経っただろう。




親父の布団は血で真っ赤に染まり、親父は動かなくなっていた。




全身の骨を砕かれた親父の手足は、本来曲がってはならない方向に曲って、見るも無惨な姿になっていた。




オレはそんな親父の哀れな姿を見下ろし、ざまぁみろって、心の中でつぶやいた。




これでオレは、親父の呪縛から解放された。




今日からオレは自由だ。




もうオレは、誰にも支配されない。




オレはようやく、拷問から解放されたんだって……。